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WORK

仕事を知る

挑戦する先輩たち

interview 02

女性エンジニア大歓迎!
温和で気さくな
「頼れる先輩」ばかりの
会社です

  • 職種技術系総合職(機械・設計)
  • 所属電子システム技術部機械技術課
  • 入社2012年
  • 卒業学部・学科理工学部・物理学科

大学時代から憧れていた
衛星搭載用コンポーネント

私は、通信領域の電波伝達に使用される「導波管」など、立体コンポーネントの機構設計に従事しています。導波管とは電磁波の伝送に用いられる構造体のこと。主には電磁波の性質などを勘案した大まかな仕様をもとに、三次元CAD等を用いながら、現場で組み上げられる製品形状を設計していきます。

大学は理工学部物理学科で、研究室では流体力学を専攻していました。

当初からメーカーの技術職に就きたいと志望し就職活動をしていましたが、そんななかで島田理化工業が衛星搭載用コンポーネントを製造していることを知りました。昔から宇宙事業・宇宙開発に憧れのような思いがあり、大学の宇宙系の講義なども受講していたことから「そうした製品の設計に携われる企業はなかなか巡り会えないかも」と興味を持ち、入社に至りました。

先輩から授かった言葉
「現場を見て、
人と触れあえ!」

志望企業を選んでいたとき、もう1つ当社に興味を惹かれたのが、都内に本社を構えながら同じ敷地内に工場を備えていることでした。就職活動では複数のメーカーの会社説明会に行きましたが、そんな企業はめったにありませんでした。設計の仕事をしながら実際の現場で製造される製品を見たり触ったりする機会が得られるのは、技術者冥利につきる経験だと思いました。

入社1年目のときにも、そんな思いを後押しする経験がありました。大学がいわゆる「実験が多い」研究室ではなかったので、当時の私には自分の頭のなかだけで考えてしまう「理論先行」のクセがあり、直接人に聞くことを無意識に避けていました。結果的に、設計業務に向かう際、自らハードルを上げてしまい、1人悪戦苦闘しながら悶々とするケースが増えていました。

そんな折、ある先輩から「自分のなかで検討するのもいいけれど、自分の目で直接製造現場を見て、人と触れあっていかないと設計なんて何もわからない」と教えられ、目からウロコが落ちました。

設計の仕事には「計算上・理論上で考えればこれが理想」という形・図面があるものですが、現実的には製品の作り方のことだとか、熱・振動といった外部環境のことだとかを勘案していくと、なかなか思い通りにはいきません。それをいち早く察知し、設計に落とし込むのが我々にとってのやりがいです。問題解決の糸口を探るために同じ部署の人、全然違う工場の人、製造現場の人などに相談をするようになりました。

次につながる失敗なら
責められることもない

配属先が決まった直後は、周囲に機械系専攻の先輩が多く、機械系の製図手法・図面の描き方を習ってこなかった私としては、正直少し不安な気持ちがありました。しかしOJTで指導役の先輩、同じ課の先輩に基本や応用、実践を丁寧に教えていただき、1つひとつ習得できました。

入社してから数年してからは主担当で案件を任せてもらえるようになりました。もちろん数々の失敗もありましたが、「次につながる失敗ならそんなに責められることもない」という当社の気風があり、次に活かしていけるようにするバックアップ体制が整っているのも、当社の魅力だと思います。

個人的な要望を強いて挙げるとするならば、やはり女性の社員がもっと増えてほしいということでしょうか。技術系メーカーということもあり、まだまだ女性社員は少ないと思います。とはいえ、私も入社当初こそ「理系・技術系の会社だし、社員にも結構冷めた感じの方が多いのかなぁ……」なんて勝手に想像していたのですが(笑)、まったくそんなことはなく、温和で気さくな社員ばかりです。育休などの制度も整っていて働きやすい職場なので、そのあたりも心配ご無用だと思います。女性エンジニアのご入社、お待ちしています!

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