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WORK

仕事を知る

挑戦する先輩たち

interview 04

品質管理は「最後の砦」。
先輩が積み上げてきた
経験を継承し、
自己成長につなげたい

  • 職種技能系基幹職(試験・調整)
  • 所属品質管理部品質管理第二課
  • 入社2017年
  • 卒業学部・学科電気電子科

生産基幹研修で得た自信、そして同期の存在

私は宮崎県の県立工業高校を卒業しています。当時、学校の求人募集には地元で結構有名な企業からの求人票も集まっていたのですが、その多くは民生品のメーカーがほとんど。私はかねてより「陰ながら、人の見えないところで活躍しているような製品を作りたい」と思っていて、島田理化工業のように「一般的にはあまり知られていないけど、実はこんな場所に自社の仕事が活きている」と言えるのは、素直にカッコイイと思いました。

また当時の私は高校卒業後に家を出たいと思っていたので、東京に職場があるのはとても理想的な環境。こうして宮崎から上京し、島田理化工業に入社しました。

入社後には、三菱電機グループの技能系新入社員(生産基幹研修生)が集まる「生産基幹研修」に参加させてもらいました。毎年鎌倉で開かれる数カ月間の集合研修で、そこでものづくりの基礎知識をたたき込まれました。「どこの職場に行っても通用する!」と思えるほど本当に充実した研修内容が揃っていて、これから技術の世界に長らく身を置く人間として通用するだけの経験を得られたと思います。

もう1つ、生産基幹研修の副産物としてこれからも大切にしたいのが、同期の存在です。寮に泊まりながら研修をともに受けた三菱電機グループ内の同期十数名とは今でも交流があり、仕事がつらいときなどは分かち合ったりもしています。

製品量産化による売上に
貢献し、業績表彰を受ける

およそ半年間の研修を終えてからは、現在も在籍している品質管理部に配属されました。

品質管理はその言葉の通り、製造部で作った製品を1つひとつ確認しながら、仕様書の品質・規格をクリアしているかどうかチェックする業務です。一連の審査を通過できなければ、当然ながら製品を見直し、調整・改善していかなければいけません。最終的にはチェック内容をデータ化し「検査成績書」としてお客様へ提出し、完了となります。

当社で取り扱う製品はご家庭で使われるような民生品とは違い、官公庁などにもお納めするものなので、審査内容・数値的条件はとても厳しく、管理項目も多岐にわたります。さまざまな試験機で自動測定できる項目もあれば、自分の手や目を使って慎重にチェックしなければならない項目もあり、業務経験から得られる職人的な素養も、時として求められることがあります。

私の場合、最初のうちはOJTで品管業務に従事し、昨年からは1人で任せてもらえる業務が増えました。あるときはマイクロ波発振器(RF DRIVER)という製品の量産化による売上に貢献したとして、会社から業績表彰をいただきました。自分の頑張り・成果を評価してもらえること は、今後のモチベーションアップにもつながっています。

所属する課は10名くらいのグループで、とても雰囲気がいいですね。年の離れた先輩も多いですが、誰とでもコミュニケーションが取りやすく、休憩時間なんかにはざっくばらんと世間話ができる関係です。雰囲気的に冷たい感じがまったくなく、とにかくとても暖かい職場で、誰かが困っているときなどには周りが気づいて「どうしたの?」と声掛けていますし、相談ごとがあれば先輩方がご自身の経験・知識から解決策を教えてくれたりもします。

元来、私は少し諦めやすいタイプだったと思うのですが、品質管理という「最後の砦」としての仕事を通じ、根気強い性格になったと感じています。今後も先輩たちが積み上げてきた経験を継承し、己の自己成長につなげていきたいです。

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